Q 「書いて覚える」は有効ですか?
A はい。効果はあります。
いちばん早いのは,何度も見て覚えることですが,まだ集中力がない人の場合,目では見ながらも,他のことを考えてしまい,勉強が空回りすることがよくあります。
そういう場合は,「書く」ことによって,その項目に注意を向けるのが有効です。(2014.11.29)
Q 多くの受験生を見られたご経験上,勉強の無駄を防ぐために特に避けたほうがいいことはありますか?
A 空回りの原因としては,
1 自分の解答や,独特の書式,記号使いにこだわり,問題集の模範解答を身につけようとしない
2 自分のレベルに合わないハイレベルなことばかりをやりたがり,基礎をおろそかにする
が大きいです。
勉強は,どれだけ模範解答の合理的解法を真似できるかにかかっています。しかし予備校業界に長らくいると,極端に変わった受験生にもたまに遭遇します。
中には,模範解答に合わせておけばいいんじゃない?と言われると切れて,「そんなことは学校でも他予備校でも聞いたことがない」「それじゃあ自分の解き方は間違いなのか,採点者がそう言っているのか,教科書は絶対なのか」などと抵抗する人もいます。
そういう人には,どの先生も,「勝手にしたら?」「大学に問い合わせたら?」「君はノーベル賞確実だ!」 などと言ってあげるしかありません。ただ,そんなところで嵌っている受験生は,例外なく成績で底辺をさまよっていることを考えると,基本的な学習姿勢は早々に身につけたほうが,致命的な空回りを避けるうえで有益でしょう。
なお,参考書・問題集は,メインとしては歴史ある出版社のものを使いましょう。旺文社,文英堂,数研出版あたりなら,どれもきちんとした標準の表記に徹していて,無難です。
どの模範解答でもだいたい同じように表記されているのに,わざわざ逆らうのは時間の無駄です。まずは標準的な表現をストレートに身につけて,早く上手に学力を上げましょう。(2015.1.18)
Q 娘は論理的な思考や表現力に拙く,此度の高校受験では国語や社会の記述問題に苦戦しておりました。筑波,東京外大,上智総合グローバルを考えているようです。貴学院の学習内容は適しているでしょうか。ちなみに入会の際の作文は恐らく通らないレベルです。
A 恐れ入りますが,当学院に関することは対象外となっておりますので,ここに記すことができません。申し訳ありませんがご了承ください。
入試に向けた論述力に関しては,以下のような点に留意されるとよろしいかと思います。
(初級レベル)
1 基本的なフレーズを収集し覚える
2 用語を覚える段階で,周辺事項と関連付けておく
3 文に用語を盛り込む際に優先順を評価する
4 説明順を確定する
(中級レベル)
5 文と文のつながりを接続詞で表現する
6 頭括型,尾括型といった段落構成を考える
7 説明上面白いとされる逆説論法などを取り入れる
(上級レベル)
8 連想やイメージを巧妙に使いこなす
9 全く関係ない話題からも共通点を引き出して利用する
こういった各項目について,訓練してくれるような塾なり家庭教師なりを探されることをおすすめいたします。(2015.3.9)
Q 勉強が手につきません。
A 無理に勉強しなくても,できる範囲でやればいいです。手につかないのだから仕方ありません。
無理にやろうとしても逆効果になります。そもそも集中できませんし,勉強から気をそらそうとして,おかしな理屈や,異様な感情に支配され,さらに勉強から遠ざかる人も多いです。
そのうち,せっぱ詰まれば多少とも勉強するだろうと,諦めることです。(2015.4.25)
Q 朝,起きられない病気かもしれません。
A 過眠症はけっこう多いようです。丸投げのようで申し訳ありませんが,早めに受診されたほうがいいでしょう。(2015.5.10)
Q 学校の進度が速いです。ついていったほうがいいですか。
A 可能ならついていくに越したことはありませんが,どのみち大学受験勉強は自分でやる必要があります。また,学校内で成績が中位以下なら,基礎が欠けているので,大学受験を見据え,一度学校から離れて,自分で基礎から勉強したほうがいいです。
これに対し,普通の公立校はお役所ですから,マニュアルに従って基礎から授業され,その分進度が遅いわけですが,逆に大事なことが欠落せずに済むというメリットもあります。進学校で進度が速いということは,基本事項に関する解説がカットされているということです。そこは参考書で自主的に勉強するのが前提となります。
そのことをあまり意識していない人も多いようですが,自分で基礎も受験勉強もやった上で,さらに学校についていけるかどうか,考えてみるといいでしょう。かなりの負担になりますので,無理なら諦め,大学受験勉強を優先させるのも,一つの手です。(2015.6.22)
大学受験のQ&Aトップへ© 東京凰籃学院