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Q ゆとりの教育はやり過ぎではないでしょうか。なぜこんなことになったのでしょう。

A よくお伺いするご意見です。ゆとり教育に限らず,文部科学省のやることはいつも極端です。なぜかというと,問題が発生しないと次の改定ができないからです。問題解決という大義名分で,あえて極端な政策を行い,次の改定につなげていくというのは,お役所の保身の基本です。

 現に,学力低下という問題が生じてきておりますので,そのための対策と称して,また極端な政策が行われることでしょう。

 民間のような,需要がなくなったら撤退する,という発想は,お役所にはありません。予算を獲得するにはあえて問題を作り出し,需要のないところに需要をでっちあげるしかないのです。これをマッチポンプといいます。

 結局,他力本願はよくないのです。制度として確立し硬直化してしまった学校は,腐敗することはあっても,これ以上改善する見みはありません。そのあたりを賢く見抜いてこその,知育です。

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