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Q 現在高1です。私大向けには古典や地歴など,暗記科目からはじめるのが有利でしょうか。また,その場合,どのような勉強をしたらよいでしょうか?

A これは鋭い視点だと思います。たしかに現代文のように手応えのつかみにくい科目や,英語のように時間のかかる科目よりも,手っ取り早く「合計点」を上げることができます。もちろん,私大では英語は落とせませんので,早めに並行して,英語にも根気よく取り組む必要があります。

 古典は,まずは

1 助動詞の活用・接続・意味・訳し方 2 主な助詞の意味 3 基本古語100個くらい

 をマスターし,さらにこれらを単発型の問題で確認して定着させればよいでしょう。

 地歴は,教科書がいいのですが,内容を整理してある,読みやすい,などの点では,参考書を利用してもいいと思います。旺文社や文英堂などから,「基礎からの」「基礎からよくわかる」といったようなタイトルの付いた参考書がシリーズで出ています。このクラスの本を,内容を覚えるまで読み込むのがコツです。暗記の初期段階では,詳しすぎる参考書を使ってはいけません。この他に,問題集を一冊あげればよいでしょう。

 以上で,これらの科目については,中堅私大の合格ラインに迫ることができます。ただし,当然のことですが,こういう基礎は完璧に仕上げなければなりません。

 このように書くと,なんだ,たいした量じゃないじゃないか,と思うかもしれませんが,暗記に慣れていない人がこれだけの勉強を開始するのは大変です。そこで,簡単に,暗記学習の方針を書いてみます。

  1. 重要なのは,いろいろな本に手を広げず,何度も同じ参考書を読み込むことです。
  2. 暗記は反復回数が重要です。歌謡曲を何度も聴いて知らないうちに覚えてしまうように,とにかく何度も読むことです。
  3. ただ読むだけではつまらないので,何かしら興味の焦点を自分で探し,「へー,そうなんだ」と思いながら読みます。
  4. 読むときには他のことを考えず,集中して読みます。1~2時間読んでいると疲れてきますので,気分転換し,すぐにまた勉強に入ります。
  5. 章末問題などは,いちおう自分の答えを紙に書いてから解答を見ます。

 このようにして,「ごくごく普通の勉強」を2ヶ月ぐらい続けてみてください。何らかの手応えが得られると思います。

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