Q 東大後期の論文2は,どのように評価され,どのような方向で勉強したらよいでしょうか。また,訓練によって上達は可能でしょうか?
A 最近多いご質問です。論文のよさを一般化するのは難しいのですが,東大後期試験の論文2は,
1 分析の視点の多様性
2 因果関係の強固さ
3 現実的意義
4 逆説論法など表現技法
5 発展的展望・提案
など,オールラウンドな説得力が求められると思われます。これらについて,鮮やかな論文の記述方法を練習しておく必要があります。
特に,課題文には必ず中心テーマがありますので,そこから逃げずに,真正面から説得力のある見解を述べる必要があります。
こういった最低限の条件に注意し,一定の知的刺激を受ける中で適切な勉強を行えば,「本番でよい答案が書けそうだ」という手応えをつかむことは十分に可能です。ただし,上にも書きましたように,文章力には読書量なども関係してきますので,一朝一夕には仕上がりません。そのため当学院では,代表的なテーマについての論法は覚えてしまうといったテクニカルな方法も併用しています。
論文1は確保し,さらに論文2で,パーフェクトとは言えないまでも少なくとも採点者が興味を持つような文章を書く必要があります。採点者が「この学生は見所がある」と判断すれば合格です。そういう生き生きとした知性を答案に表現できるかどうかがカギです。
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