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Q 早慶では英語が大事といいますが,自分は英語が特に苦手です。なにか対策はありますか。また英単語はまとめて覚えたほうがいいのでしょうか?

A 英語が壁に当たるケースのほとんどは学習量の不足です。一般に,どの科目も学習時間と成績が比例する傾向はありますが,とくに英語は時間に依存します。私大対策なら,全勉強時間の70%から80%の時間を英語につぎ込むぐらいでないと壁は突破できません。

 英語に関しては,どこまで行っても完成するということはありえないと考えるのがよいでしょう。入試直前までひたすら努力する以外にありません。英語はそれほど手間のかかる科目なのです。他の科目が一応の頭打ちを見ても,英語だけは入試直前までじわじわと伸び続けます。実質的に私大入試はほとんど英語で決まるといわれるのもそのためです。

 英単語の学習ですが,基本的には

(1) 単語集でコンスタントに覚えながら,

(2) 重要語がぎっしり含まれている良質な長文問題で単語・熟語を拾う作業も行い,

(3) 定期的に必ず復習する

 ということに尽きます。単語集も長文演習もどちらも必要ですので,平行してとにかく学習を進めるのが重要です。

 ところで難関大学受験生の間で最も学力差が出るのが英語です。これは英語が難しい科目だからではなくて,一つには上にも書いたように量が多く「手間がかかる」からですが,もっと大きな理由があります。

 中学1年から塾に行っているような人がまず受講するのが英語です。高3のはじめの段階で,英語に関しては,本格的に勉強した人としない人の差が5年分あるわけです。これに対し,世界史などは大半の人が高校2年ぐらいから勉強するので,それほど学習時間の差がつきません。浪人生が世界史ばかり異様にできるのは,簡単に追いつくことができるからです。難関大向けの模試では,よく英数が現役優位,地歴が浪人優位といった結果が出ますが,これは,一年ぐらいでは英語で挽回するのが難しいことを意味します。

 難関大では英語は落とせません。一刻も早く勉強にとりかかりましょう。

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