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- 以下に書かれた回答は,あくまで当学院の見解にすぎません。
当然のことながら,実際の入試で行われている判定方法は秘密であり,また年により変わることもあります。
従って各記述は,受験生の合格状況を追跡した結果から,「事実はともあれ,こう考えておけば受験する上で
間違いが少ない」と考えられる方法論的な内容を含んでいます。
入試の内部情報を記したものではないことにご注意下さい。
- 日付のない記事は1999年以前に書かれたものですが,現在も通じる部分があるので残してあります。
Q 早慶の問題の中にはかなり難しいものもありますが,それらはどうしたらよいでしょうか?
A 入試直前期になると,過去問をじっくりやりはじめ,そのため入試問題の恐ろしさがじわじわと見えてくる,という現象がよく起こります。ついつい難しい設問に目が行ってしまいますが,実際には入試の多くは基本事項からなるので,これを落とさないようにするのが先決です。基本事項ばかりやっていると不安になりますが,かといって難しい項目ばかりやろうとするとかえって非効率になります。次の点に注意しましょう。
- マイナー項目は,それ自体を追求しても学習範囲が広がるだけで決してカバーできない
- 一見範囲外のことに見えても,実は,基本事項を勉強しているうちに自然と資料集や用語集で目に入ってくるようなことから出題されている
- 同時代史など,一見関連のない事項の組み合わせを要求する選択肢などは,「範囲外の知識」よりも「基本知識への習熟」を要求しているように見える
ということで結論です。正攻法で基本事項を確実におさえ,復習しながら周辺事項に手を広げていくようにしましょう。
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