Q 一橋を志望していましたが,センターで大失敗。足切はクリアしても,2次で点がとれるか不安です。志望校を変えるべきでしょうか?
A とにかく国語です。これを「確実にとれる」と思うようでなければ文系の難関大は厳しいでしょう。センターの成績のうち,国語の点数を見てください。
まず,一般論としてデータ的な話をします。
当学院のデータでは,文系についていえば,講座「東大現代文論述」の内部成績とセンターの合計点に強い相関が見られます。予習不備など現代文をナメてかかったりしている形跡がある人は,センターで800点中500点台という苦戦を強いられることもままあります。現代文を軽視するということは,意識として「暗記偏重」なわけです。
センターの国語でも,はじめに選択肢を見ずに,自分で解答を執筆するつもりで解き,あとから選択肢を見るようにしないと,間違った選択肢に流されてしまいます。その意味で,センターの国語は「論述試験」だとさえいえるのです。ゆえに,「選択肢を検討する」という解き方は根本的に間違っています。
さて,一橋についてです。
英語は文章の抽象度が高く,また和訳と「どういうことか」式の説明問題が差の付くポイントなので,「抽象的内容の理解」と「日本語論述力」が重要になります。あれは,はっきり言って国語の試験です。
地歴も本格的な論述です。知識量もさることながら,出題の意図に沿うような「論文」の形式に解答をまとめなければなりません。下手に細かい知識に流されると,趣旨をハズした答案を書く危険性も高くなります。あれも,国語の試験です。
以上から,一橋(や東大)を受けるに当たっては,
(1) センターの国語でかなりの点を取っており,しかも
(2) 論述問題については,どんな角度から何を聞かれても,質問の趣旨をできるだけ汲んで期待に応える文章を書ける,という手応えをつかめている
必要があります。暗記よりこういう力のほうが重要なのです。この点自信のない場合には,用語記述や穴埋めの多い大学に変えるのも手かもしれません。
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