Q センターの結果,第1志望は無理のようです。次善の策として,出願先を結局のところどういう基準で決めればよいでしょうか?
A リサーチの結果を待って決めましょう。受験の緊迫感が高まるこの時期には,「いい先生がいる」「興味のある分野」「特色あるカリキュラム」などという「タテマエ」論は完全に吹っ飛んで,文系なら「将来銀行に就職できる」「公務員試験に受かりやすい」,理系なら「就職がいい」という「ホンネ」が先行するものです。なぜなら「第1志望」という「理想」が吹っ飛んだことで,「露骨なまでの現実」が見えてくるからです。
ならば思いっきりホンネで行きましょう。
(1) ズバリ,「大学名」で選ぶ
有名大学の易しい学部を選んで受験。このとき,文系なら法学系,理系なら理学系といった既成観念は捨てる。公務員になるのなら,それこそ東大法学部でもないかぎり「学部」にこだわる意味は全くない。また,理学部は偏差値ばかり高くて就職は工学部より圧倒的に不利。司法試験はいまや予備校まかせなので,単位取得の負担が重い法学部などはかえって不利とさえいえる。
(2) 医科大に切り換える
もちろん,文系・理系を問わない。文系の人でもセンターの理科で化学か生物をとった人なら受かってしまうような医大はたくさんある。医学部のカリキュラムは文系なみに暗記が重要なので,文系だからといって引け目を感じる必要はない。
こんな「暴論」でも選択肢の一つに見えてくるのは,受験が「競争」だからです。興味のない分野に進んで4年間辛い思いをするのも……という考えもありますが,さらにその後,長い間にわたって「やりたい仕事」ができることのほうが重要ではないでしょうか。
そして,実力が同じなら,大学の「ネームバリュー」はないよりもあった方がいいのです。仕事,つまり就職の選択肢を拡大させる方向で考えるのも一つの方針ではあります。
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