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Q 入試では字がきれいである必要はあるのでしょうか,その他注意することは?

A 入試で,試験の内容以外に注意すべきこととしては,次のようなものがあります。

(1) きれいに書く必要はありません。しかし,字を読めるように正確に書くこと,論述答案のレイアウトを見やすくすることは,学力以前の基礎的能力です。特に数学の論述答案で,どこから読めばよいかわからないように書き散らしてあるような答案は採点されないおそれがあります。また,消しゴムの使い方が下手で,字が二重になってしまった場合も無効となります。ともかく普通は快適に読めれば十分ですが,漢字の書き取りや英作文などでは,文字の細部にわたるまで正確に書く必要があるでしょう。

(2) 解答欄の外側に何か書いてあると,無条件に採点対象外となります。これは問題冊子の注意事項に書いてあります。理科などでは間違っても欄外で計算をしたりしないようにしましょう。計算は問題冊子の草稿スペースで。

(3) 解答の字数や行数を間違えたために不合格になるケースもかなりあるといわれます。設問の指示をよく読みましょう。

(4) 東大の理社では解答用紙そのものを間違える人がかなりいます。一度に2科目の試験をするので,そっくりな解答用紙を使い分けねばなりません。しかも,解答用紙はあらかじめ科目名のところをはさみで切るようになっているので,あとから科目名だけ書き換えるようなこともできません。

(5) 国立大学は記述問題が多いので,日本語の文法がおかしいとバツになります。内容は合っていてもなかなか得点できないものです。あらかじめ練習を積んでおくのがいいでしょう。

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