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Q 早稲田の英語長文の対策を教えてください。

A 量をこなすことは基本中の基本です。ポイントは,良質な問題を手に入れることです。早大の英語長文問題の特徴は,

(1)長い割に設問が少ない

(2)内容についての設問が中心なので,対策が立てにくい

(3)実は少数の和訳・英訳問題で最も差がついているように見える

 という点にあります。以下,簡単に対策を述べます。

(1)と(2)について。

 どうせ長文問題をやるなら,早大型の設問がたくさんついていた方が効率がいいので,

 手順1 同志社大学法学部の過去問

 をお勧めしています。かなりの長文で,しかも早大と同じように和訳や英訳も付いているので,けっこう役に立ちます。単語や熟語についても密度濃く学べます。さらに,単純に長文に慣れる練習も必要と思われますが,これは

 手順2 早大法・商・社学の過去問数年分

 で十分です。最後に,内容理解を中心として私大長文問題の実力を試すためには,模擬試験代わりに

 手順3 慶應総合政策の過去問

 に当たってみるのもいいでしょう。内容的に無理がなく,良問だと思います。

(3)について。

 一見平易な和訳でも,的確な日本語でないと点になりません。入試ではいったん書いた訳を繰り返し吟味する必要があります。特に文脈に注意しましょう。

 '98早大商の和訳

(「アメリカの法律は薄情だ」という文脈の中で)

 It is not too much to ask that we call the police.

 「(負傷者のいる大きな交通事故に出くわしたときに,救急車や)警察を呼んであげるよう法的に要請したところで,おせっかいに過ぎるということはない」

 この訳を,

 「警察を呼ぶように求めることはあまりたいしたことではない」

 「警察を呼んでくれと頼むのは,過大な要求ではない」

 とするなど,文脈無視の訳が出回っています。

 また,英作文は多くの場合,定型表現がありますので,自己流で書くよりも知っている表現を思い出すほうが大事です。

 語彙については市販の単語集で十分です。それ以外の単語は文脈から類推しましょう。むしろ,たわいのない熟語で引っかかって失点する事が多いので,

 旺文社 ”でる順”英熟語600

 で穴を埋めておくとよいでしょう。易しい熟語集ですが,盲点を数多く発見できることでしょう。

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