Q これから就職活動です。そこで質問なのですが,企業は学生の能力をちゃんと見て採用しているのでしょうか?
A これも就職系のサイトで……ということでお願いしたいのですが,いちおう書いてみます。
応募者が多ければ門前払いが発生するのは避けられませんが,そういう場合は問題外として,たとえば面接では意外に多くの情報が得られるそうです。以下,某メーカーの人に聞いた話などを参考にしつつ記します。
上にも書きましたように,多くの職種では対人折衝力,プレゼンテーション能力,注意力,分析力,書類・情報整理力などが必要でしょうが,面接では効率的にこれらを見ることができます。
たとえば,月並みな例になりますが,
「ドアの開け方や座り方が乱雑だとこまかい実験や研究には向かない」
「玄関にあった目立つ置物が何だったか聞けば注意力や周囲に対する興味がわかる」
「きちんとした服装は他人への思いやりやサービス精神の現れ」
「パソコンを使えない人は,新しいことを身につけようという意欲に欠けている」
「話し方が妙にカラ元気に思える場合,能力は伴わない」
「抽象的な単語が多く出てくる人は知識や向上心がない」
といった見方に面接担当者の直感を加えて即座に判断した場合,その後数年の働きぶりを見ると,多くは的中しているそうです。さらに,
「資料請求葉書(メール)の書き方で,躾やコミュニケーション能力がわかる」
「『頑張ります!』は『すぐあきらめます』」
「経験や抱負より実績を語る人がいい」
「社員を通して他社の人や地域の人が社のイメージを形成するから第一印象すら実力のうち」
「自分をアピールできずして,社の製品をアピールできるはずがない」
など,興味深い話が続きます。
かくして,企業は,学生が考える以上に的確に人物を見ているようです。もちろん,判定の結果,企業側に不満があっても,人手不足のため多く採用しているところもあるようですので,それほど気にしなくてもいいと思います。
ぜひ,大学の先輩などを訪ねていって,話を聞いてみてください。就職という実利にとどまらないおもしろさがあると思います。そして社会への興味を広げていってください。
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