東京凰籃学院 - 合格体験記 - 1996合格体験記

東京凰籃学院

合格体験記'96


合格は信じることから!

'96 東京大学文科三類合格

 普通の塾や予備校では救済してくれそうもなく,このままではヤバいと思い,とにかく無理矢理にでも大学に入れてくれる塾がないかと探していたところ,小さくてやたらに合格する塾があると聞きました。そこで僕は早速入塾テストを受け,最低点ながら,お情けで凰籃に入れてもらいました。(担当者注:一般講座のことです)

 授業で最もよかったのは,幅広い知識を身に付けられたことです。授業で学んだ論述・発想のネタは,僕の人生をとても実りあるものにしてくれるとさえ言えるほど楽しく有意義なものでした。また凰籃の授業は完璧に計画されているので,ちゃんとついていけば大丈夫です。

 入試は楽でした。数学はやった問題ばかりだし,日本史は一学期にいやというほどやらされた中世の武家法や律令制,三学期の民衆文化・近代経済史がそのまま出ました。直前に言われた注意事項も試験場で思い出せて,会心の出来でした。

 自分を信じ,先生を信じ,周囲の期待に応えようとする意志があれば,来年の3月君は最高の笑顔を手に入れられるでしょう。何よりも自分の夢をかなえるために入試まで頑張ってください。

……模試判定オールDを出したKより

 

意外にあっさり受かります!

'96 東京大学文科二類・慶応義塾大学法学部・
慶応義塾大学経済学部・上智大学法学部合格

 私が本当に受験生らしく勉強したのはセンター前と2次試験前のそれぞれ10日ぐらいだけでした。

 英語はもともと得意科目だと思っていたので,12月頃まで凰籃学院の授業以外は殆ど勉強せず,他の科目に時間を注いでいました。結果として社会などをやる余裕ができてよかったのではないかと思います。数学は苦手科目だったのですが,直前にはかなりできるようになっていました。しかも入試は凰籃学院でやったような問題ばかりだったので驚きました。国語の,特に200字作文は凰籃学院で得た予備知識とさんざん書かされた慣れで,かなり書けるようになりました。社会は論述型とはいえ,基本的な暗記は重要です。やってみると思ったよりもわずかな量でセンターは満点が取れるし,私大でも十分合格点が取れます。

 入試当日はリラックスするのが大事です。周囲を落ち着いて眺めていると,面白い人が沢山います。

 最後に一言,私大入試について。入試の人波に慣れる点に意味があります。面接は凰籃学院で言われた通りにやれば大丈夫です。

 では皆様のご健闘を祈って。

 

受験にも正攻法がある!

'96 東京大学文科三類合格

 よく考えるとやはり私は東大しかいきたくなかったので,確実に合格するために凰籃学院を選び,そして結局東大一本で受験しました。

 また,凰籃の先輩のアドバイスにしたがって,焦りに襲われたときでも睡眠時間はしっかりとるようにしました。これは精神状態を安定させるのに役に立ち,大成功だったと思っています。

 英語と数学は毎日教材の復習をすると安心です。英語は,得意だからと思って手を抜くと,知らないうちにカンが失われ,気がついたときには回復困難な状態になってしまいます。そして数学はもう凰籃の教材でやったような問題しか入試で出ないのですから,やるっきゃないのです。それに,古典は意外に早く完成しますので早目に片付けましょう。社会科の暗記は,1学期に基本学習プログラムで苦しんで早く一定レベルになってしまえば,断然楽になります。現代文は凰籃の授業に感動して納得するだけです。

 今思うと,先輩や先生のアドバイスをただ忠実に正攻法で実行したのが,結局先手先手を打つことになっていたと思います。先輩の講演や先生のいじめにも似た課題はすべて役に立ちました。凰籃のカリキュラムは東大受験を知りつくして,予防線をはってくれていたのだなあとつくづく感じます。

 

合格優先の学習を!

'96 東京大学理科一類・早稲田大学政治経済学部・
慶応義塾大学理工学部合格

 知的ミーハーを自認し,受験産業に氾濫するテクや範囲外の知識を追いかけつつも漠然と不安を感じていた僕は,凰籃学院に入会して,それまで築き上げてきたものが一瞬にして瓦解するのを悟りました。同時にその不安が正しかったこともわかりました。

 ごく普通の数学,それも文系の入試問題に歯が立たない! 定型的でいとも簡単に見える問題。模試では絶対に出ないようなタイプ。それが,不思議なことに凰籃学院の教材に限って解けないのです。「なんで解けないの?」と先生。東大で出るよ,とも。半信半疑の僕。しかし入試。ちゃんと出題されました。他の問題も授業でやったようなのばかりです。凰籃学院の授業は意外なことの連続でしたが,それは東大入試のあの感じと全く同じだったのです。適応するのに3か月かかり,やっと出題者の興味の焦点がわかりました。入試問題は教育的なゆえに,想像以上にシュールです。

 こんなわけで,受験生の感覚と実際の入試問題にはかなり大きな隔たりがあることは確かです。そして凰籃学院での訓練は東大への最短距離です。皆さんもこれまでの知識にとらわれず,素直に授業についていくことをおすすめします。

(担当者注:この体験記は詩の形式で提出されました(^^;)ので,内容を汲んで普通の文になおしました。)


体験記目次へ