東京凰籃学院 - 合格体験記 - 2010合格体験記

東京凰籃学院

2010合格体験記


感性と思考力で正面突破を!

'10東京大学文科一類合格

どうして合格したのか未だによくわからないのですが,とにかく受かったみたいなので合格体験記を送ります!

今から一年少し前,東大に行かれた先輩に勧められ,凰籃のHPを見てみました。そのときの衝撃は,今も忘れられません。どこを読んでも面白く,3時間くらい食い入るように見入って,即座に東大プレミアムコースに申し込みました。家が郊外でしたが,ブロードバンドで授業を受けることができ,大変助かりました。

凰籃は,私にとって型はずれな塾でした。

もうすぐ高3になろうというのに,中学からやり直せというのです。正直,そんな悠長なことで大丈夫かと思いました。しかし,個別指導で授業を受けるうちに,疑問が納得へと変わりました。わかったのは「感性」が大切ということです。

英語は,易しい英文で「語感」を身につけておく必要があったのです。それがなかったために,大学入試の英文がわけのわからない暗号になってしっていたのでした。英語は言語なので発言者の「感情」を運んでいます。それがわかるまで中学英語をじっくり学ぶほうが「近道」でした。

数学も,中学の計算は無意識に手が動くほど慣れておく必要があります。そうでないと,高校数学で確実に計算ミスしてしまいます。だから数Iで早々に挫折してしまっていたのです。

あんなに伸び悩んでいたのに,原因がわかってしまえば簡単なことでした。私は凰籃で,勉強の壁がすうっと消えるのを体験しました。すべての科目でこれほど完全な指導をしてくれる塾は,他にはないと思います。

とはいえ私は東大志望というわけでもなく,家から通える国立大学に行ければいいと思っていたので,夏の東大実戦が必須といわれて戸惑いました。

結果は文3でC判定。全然できない感じだったのに,E判定でないのが不思議でした。そこで改めて凰籃の授業のすごさを実感しました。

なぜ点が取れたのか,その理由がわかったからです。

英単語や古語が穴だらけだったのに文章の内容が想像できたのです。凰籃で,ガリ勉は必要ない,といわれていた意味がようやくわかりました。凰籃の授業は,感性と想像力を高めてくれるものでした。いくら知識があっても,文章の意味内容を感じ取る感性がなければ,一体何のための知識なのでしょう。それがわかったとき,東大に親しみが感じられ,ぜひ東大に行きたいと思うようになりました。

その他にも,凰籃の授業では毎回多くの知的なネタを教えてもらえます。その場で先生が論述問題を作って出題してくれます。それらが入試で的中し,驚かされます。何から何まで完璧な塾です。

センター試験は知識不足のせいで地歴・公民が崩壊。思うほど取れませんでしたが,先生から,「知識が少なくて,その場で考える問題が解けるから東大向きだね」「文一生は知識ばかりで融通が利かない人が多いから,文一に出したほうが逆に有利なのでは」といわれ,思い切って,死ぬ気で文一に出願しました。

こんなに知識のない私でも受かったのですから,東大は思考力を見ようとしているのは間違いありません。世界史や地理でさえ,余計な知識よりも事件の意義や面白さを考えることが重要です。それが出題の意図なのですから。

現役生は勉強時間が取れません。だからこそ,知識が少なくても受かる東大を目指す価値があると思います。ただ,私ほど知識が少ないのは問題ではないかと思いますので,これから思う存分勉強して教養を高めたいと思います。

後輩の皆さん,ぜひ凰籃で理想の勉強をしてください。

稀有の環境を徹底活用せよ!

'10東京大学文科三類合格

初めて,某会から凰籃学院に来た時,授業で皆が絶えず先生のお話に笑っていることに驚いたことを今でも覚えています。私は,幸運なことに高1の3学期から,この知的好奇心が刺激される一斉授業を受けることができ,多くのものを得ることができました。

先生は授業で面白い雑談を仰っているように思えて,実は重要なことを・・・というのは先輩達の体験記に書かれているのでここでは割愛しますが,この雑談は出来るだけ(ポイントだけでも)書きとめておいたほうがよいです。後で復習した時に,先生が本当に伝えたかったことが分かるはずです。因みに私は,授業の板書を写す時は先生が使われるマーカーの色に合わせて青で,雑談(のように思われる話)は緑,と色分けして書いていました。

細水先生は世間や入試の裏事情を教えて下さるので,毎回の授業は楽しみでした。これから大学以後生きていくために必要な,強い精神力を養っていただき教養もついたと思います。出来れば,これからもこっそり授業を受けたいくらいです(笑)

凰籃では運がいいと,先輩または後輩の,授業を受ける姿を間近で見ながら勉強できます。私は高1・2の時,先輩達に色々質問して,自分の一年後の姿を思い浮かべながら,多くのアドバイスや情報をいただいていました。また,後輩の頑張る姿を見て,一年前からの自分の進歩を実感しつつ,奮起させられました。中々,大手の塾では出来ないこんな体験ができるのも凰籃の特色だと思います。

復習は,社会は二年分のプリントを何度も繰り返してやりました。目から鱗,の内容が多く,数度復習すれば気付かぬうちに覚えられていました。私は高3の時一斉授業のプリントを個別でやったのですが,そのほうが一斉でやるより私には合っていたようです。先生がその場で出される問題やその解答・解説はA5の「おうらんノート」を作って,それに科目ごとに色を変えて書きとめて,常に見直ししましたが,結局プリントだけでなくそれらもかなり的中していました。

数学の復習はかなり中途半端にやって終わっていたので,さすがに直前期に焦り,二年分のプリントの内で先生が重要回,と仰っていたもののストックと高3の3学期のプリントを徹底的に復習したところ,似た問題が出て助かりました。また,細水先生は,特に数学の答案(採点者にアピールする美しい答案)の書き方についてしっかり教えて下さって,それは本当に役に立ちました。これを知っているか知らないかは,本番で数学の点数の差に大きく関わるのではないでしょうか?

英語や国語の復習は,重要と言われた問題や,自分で大事だ,と思った問題以外は授業の次の日と次の週にやって,ファイルにしまっていました。

凰籃はポータルサイトがあり,それで授業の申し込みが簡単にでき,日替わりのアドバイスや英単語が見られるので便利でした。

私の朝は「日替わりワンポイントアドバイス」を見ながら始まる,といっても過言ではなかったくらいです。

授業に臨むためのしっかりとした姿勢や精神力があれば,凰籃の生徒としてやっていけるはずです。是非後輩の皆さんも,ここ,凰籃で栄冠を勝ち取ってください。

凰籃というチャンスを逃すな!!

'10東京大学文科三類合格

「勉強すれば良い事がある。」と自覚していながら誰も勉強しないのはなぜでしょう?

それは勉強している内容が,極端に面白くない上に,受験に直結するようには到底思われないからです。高校生の方々は学校の定期考査の勉強をしている際に感じた何とも言えぬ無気力感を思い出していただければすぐにわかるかと思います。

凰籃の授業は,スポンジのように情報を吸収したいという僕の幼少期の知的好奇心を蘇らせてくれました。初めて授業を受講させていただいた時に,先生のお話の奥深さに鳥肌が立ったのを今でも覚えています。しかも授業で扱った問題が本番の入試で的中するので勉強へのモチベーションも自然と上がります。凰籃の的中ぶりは,僕が試験当日,問題冊子をめくった瞬間,S研ゼミよろしく「これ凰籃でやった問題だ!」と叫びたい衝動に駆られた程です。

さらに雑談では大学の研究者がどのような物事に問題意識を抱いているのかが生活実感を伴う形でわかりやすく語られ,大学の出題者と同様の知的関心を持つことで直前期には解答に求められているネタが手に取るようにわかるまでになりました。

最後に,受験において考えることは大切なことですが,考えることと好き勝手にやることは大違いです。前者は理性に,後者は自尊心に突き動かされているものです。そもそも人生で初めて東大受験に臨む受験生が,膨大な参考書の中から適切なものを一年のうちに見つけることができるはずがありません。悪くすると東大合格から遠ざかる方へ全力で突っ走ってしまう可能性すらあります。凰籃のカリキュラムは先生が長年,様々な学生を見てきた結果編み出された質・量共に至高のもので,このカリキュラムこそ凰籃の高い合格率を支えてきたものだと僕は確信しています。

「幸運の女神に後ろ髪はない」といいますから,良質な情報ほど出回りにくいこの世の中で凰籃と出会う事ができたという幸運を活かし,「東京大学に入るまでの人間」ではなく,「東京大学に入ってからの人間」として,皆様が無事東京大学に合格されることを心よりお祈りしております。


 この方は,三兄弟の末っ子です。この三兄弟の皆様は,三人とも当学院に通って頂き,全員東大に合格されました。大変におめでとうございました。

東大の傾向を熟知せよ!

'10東京大学理科一類合格

有名なことですが,東大入試では「考えさせる問題」が出題されます。しかも論述問題ばかりです。そこで東大の傾向に強い塾ということで凰籃を選びました。

東大プレミアムコースの抽選に当選したのは幸運でした。凰籃では,想像していたよりもはるかに東大の傾向に合った勉強ができたからです。

最初の授業でいきなり日本語論述にチェックが入りました。それじゃ説明になっていない,論述の順序が違う,それは言いすぎ,というように,とことん鍛えてもらえました。

中でも驚いたのは現代文です。理系の私にとって,現代文は半分捨ててかかっていたようなところがあり,抜き出しで逃げ切ればいいだろう,くらいにしか思っていませんでした。しかし授業で,筆者の意見を感情も含めて完璧に解説してもらい,こんなにはっきりと主張が書かれていたのか,と思い知りました。突然,国語が好きになりました。

英語も同じように,どこが面白いツボなのか解説してもらい,英文要約に開眼しました。

凰籃の授業の解説は,神業です。わかることと,感動することは,本当は同じことなんだと悟りました。

凰籃のテキストは,よく練られた素晴らしいものでした。どの科目も,ひと味もふた味も違う面白さに満ちていて,毎回テキストをもらうのが楽しみでした。今思うと,あれが東大入試の傾向そのものでした。だからこそ的中し,実力もつくのだと納得しました。

私が一番感銘を受けたのは,出願前のアドバイスでした。

C判定で理一に出願して大丈夫か迷っていたときに,こんな内容の一斉メールを頂きました。「徹底的に考え抜けば最適な解が見えてくる。思考力や直感力も培われ,後悔もしない」と。

確かにその通りでした。模試判定がどうあれ,最後に受験するかどうかを決めるのは自分自身。偏差値がいくつだから君はここ,みたいなアドバイスをしてもらっても,本当は意味がありません。

私は凰籃のアドバイス通り,徹底的に考えました。その結果,やはり東大に行きたい,めちゃくちゃ行きたい,ということが改めてわかりました。そして,この気持ちと凰籃のテキストがあれば,これからの1ヶ月で合格できる,との確信を得ました。

出願のときの不安や迷いすらも合格への決定打にしてしまう!それが凰籃学院です。はっきり言って,こんな凄い塾が存在していることすら信じられないくらいです。

最短距離で合格に導いてくださった先生方,ありがとうございました。後輩の皆さん,凰籃で感動を伴った有意義な受験時代を過ごしてください。

 

合格以上のものを手に入れよう!

'10東京大学理科二類合格

私は地方公立高校出身者です。浪人したのを機に凰籃に入塾すべく,上京しました。

本音で語りかけてくる凰籃のホームページを見て,はじめての一人暮らしになるとしても,凰籃以外の選択肢は考えられませんでした。

はじめての個別指導で,自分の勉強がいかに誤解に満ちていたか知りました。

でも,気づいたのは勉強面の過ちだけではありません。

凰籃の指導の最大の特徴は,行動面の問題の解決,すなわち,悪い癖を徹底的に排除するのからはじまることではないでしょうか。

書く音がやかましい,距離感がおかしい,いつも一言多い ── 自分では気づいていなかった癖を片っ端から指摘して頂きました。受験が終った今では,行動を改善してはじめて受験勉強がスタートすると断言できます。当の本人が想像だにしないほど集中力を損なっているからです。

現役時代の私はそんな感じでしたから,東大受験の厳しさなどいざ知らず,周囲に絶対受かると言われていたこともあり,受験というものを完全にナメていました。自分が東大に合格できる水準に及ばないことなど思いもよらなかったのです。その結果など,合格発表の日を待たなくとも明らかでした。

落ちて浪人が確定してもなお,何が問題だったのか正しく認識していなかったのですが,受験に必要なことを次々と明らかにする細水先生の指導を仰ぐにつれ,自分に不足していることがだんだんわかってきました。それは例えば,文章力だとか,計算力だとか,注意力だとか,今まで無意識のうちに目を背けていたことでした。

過酷な現実を知り,絶望したり,志望校変更を考えたりと,非常に辛い時期もありました。何度もくじけそうになったのですが,それでも最後まで凰籃に出席し続けたことで,精神的に鍛えられ,一回り大きな人間になれたのではないかと思います。

私は凰籃に通って,単なる合格以上のものを手に入れたのです。

正直言って,合格した今でも私が細水先生の提示した水準に達しているとは思えません。だからこそ,合格したからといってうかれることなく,理想に向かって勉強し続けられるのです。

私は細水先生との出会いに感謝しています。浪人してよかったと思えるほどです。

細水先生は文系や理系の壁を超越し,受験を,社会を,様々な視点から斬っていきます。時には私たちをも(笑)。こんなにもスリル満点の授業は他では味わえないでしょう。

そんな,本気の,本音の,妥協のない指導だからこそ自分のことについて冷静に見つめ直さなければならない機会も訪れます。絶望しても,苦しんでも構いません。でも,決してあきらめないでください。後で何倍にもなって返ってきますから。

凰籃に通われる皆さんのご健闘を祈ります!

特別アドバイス──浪人を機に上京する方へ

東京といえども,ピンからキリまであります。住宅街に関して言えば,都会という印象は薄く,地方出身者の方も違和感無くすごせるでしょう。ひとつ違うことといえば,電車の時刻表がいらないことくらいです。だから,抽選で当たった方は安心して凰籃に通ってください。

浪人生は一般的に寮生活を始める人が多いのですが,私は一人暮らしを勧めます。大学生になってからはそれでもよいでしょうが,周りに人が大勢いると何かと気が散るものです。また,気持ちがすさんでいると,どうしても怠けている人のほうにばかり目がいき,自分の行為を正当化しようとするでしょう。同様の理由で,自習室も不要です。勉強は家でしましょう。

家事はみなさんが心配するほど大変ではありません。浪人生は時間が有り余っていますから,洗濯や掃除はむしろ気分転換になります。自炊は本気でやると大変ですが,いくらでも手抜きができます。私は料理はできないので,ごはんにふりかけ,それに果物が中心の極めて簡単なメニューでも大きな問題もなく一年間過ごすことができました。肉,魚は焼くと臭いので,なるべく調理済みの食品を購入しましょう。さらに,食中毒や賞味期限を気にしなくても良いように,生ものはすぐに消費するようにし,究極的には冷蔵庫がいらない生活を目指しましょう。

家で勉強していると,時々,新聞だとか光ファイバー,はたまた宗教の勧誘員がやってきます。これらは不要ならば毅然とした対応をすればよいだけで恐れるに足りませんが,新聞は一度とってしまうとしつこいので,必要性を感じないならば景品につられてとらないよう注意してください。

本当に気をつけなければならないのは自分自身の行動です。気分転換は必要ですが,決して遊びほうけることのないようにしてください。勉強しない浪人生など,ニートに他ならないのですから。また,早起きしろとまでは申し上げませんが,なるべく寝坊はしないようにしましょう。かく言う私はゆっくり寝ていることが何度もあり,少し後悔しています。

とりあえず,人の目が無いことの気楽さと大変さを楽しんでみてください。応援しています!


体験記目次に戻る